誰かと一緒に住むということは楽しみな反面、多くの不安も抱えてしまいますよね。
- うまくやっていけるだろうか?
- 同棲が別れるきっかけになったらどうしよう・・・
- 結婚が遠のくのではないか?
- 金銭的に不安
挙げだしたらキリがないと思います。
不安に思ってしまうのは、まだ経験したことがないからです。

今でも十分幸せだけど、今以上に幸せになれるかどうかはわからない…
だから、余計不安に思ってしまうこともあると思います。
この不安を取り除くためには、あらゆることを想定しておくことが大切になります。
私は、重度の不安&心配症なので、同棲前に色々なパターンを想定して、事前準備をしていました。
そのおかげもあり、同棲2年目も順調に暮らしています。
この記事では、同棲を始める前の準備から実際同棲をしてうまくいったこと、その対策などを詳しく紹介していきます。
ここでは、同棲を失敗したくないからこそやっておいた方がいいことやリアルな同棲生活が分かります。
同棲を失敗しないためには、事前準備を抜かりなくやっていくことが大切になるので、最後まで読んで見てください。
同棲を始めるときの心掛け:一緒にいたいという気持ちが大切


- 一緒にいれる時間を増やしたい
- 結婚を見据えて一緒に生活をしておきたい
- 半同棲状態なのでいっそのこと一緒に住みたい
このように様々な理由で同棲を検討されていると思います。
同棲を始めるうえで、一番大事なことは一緒にいたいという気持ちです。
違う環境で育った2人が、これから同じ空間で生活していくと価値観の違いは必ず出てきます。
そのとき、一緒にいるために、価値観のズレを埋めていこうと努力できるかが重要です。
同棲がうまくいくためには、相手に歩み寄る意識を忘れず、一緒に過ごしていくにはどうすればいいのかを2人で話し合っていくことです。
同棲をする前の心構え:やっぱりお金が必要


一緒に生活をしていくには、お金は必要不可欠です。



私は、初期費用だけで100万円弱かかりました…。
なので、ちょっとしたことで同棲を解消しようということは難しいです。
同棲は、覚悟とお金を持って始めましょう。
同棲に至るまでの準備:様々なパターンがあるので確認しておこう


同棲する前の状況には、色々なパターンがあります。
- 実家×実家
- 一人暮らし×一人暮らし
- 一人暮らし×実家
パターン別に初期費用が大幅に変わります。
一人暮らしの家で同棲を始めることが出来れば、初期費用はグッと抑えられます。
しかし、イレギュラーなことは多々起こりますので、お金だけでなくあらゆるものを準備しておきましょう。



私は実家×一人暮らしパターンでしたが、家具家電を一新したので
家具家電+家賃関連=100万円といった感じでした。
準備編①:同棲前の準備を入念にすることでうまくいく


同棲前の準備を入念にやっておくことが、うまくいくコツです。
同棲を始めるまでに様々なミッションがあるので、順番に紹介していきます。
- 同棲する目的や期間を決める
- 自分が思い描く将来像をパートナーと共有しておく
- お金を貯める
- 両親に挨拶する
それでは、詳しく説明していきます。
コツその①:同棲する目的や期間を決める
これは特に結婚を見据えて同棲する方にはすごく重要なパートです。
このような話を聞くことはないですか?



結婚も考えて同棲を始めたものの、プロポーズされる気配もなく、ずるずる3年経ってしまった。この先どうなるんだろう…。
こんな風に明確な目的や期間を決めないまま始めてしまうと、何年もずるずる過ごす可能性があります。
それでも、好きな人といれたらそれでいい!という方は結構ですが、そう思えない場合もあると思います。
同棲は幸せな未来への一歩ですが、しっかり目的や期間を決めていないと破滅への一歩を辿ることに…。
このような願ってもない事態を防ぐために、
- 同棲する目的は何か?
- どのくらいの期間、一緒に住むのか?
- 何年後に結婚するのか?
最低でもこの3点は押さえておきましょう。
このポイントをお互いの共通認識としておくことで、新たなステージに進みやすくなります。
コツその②:自分が思い描く将来像をパートナーと共有しておく
このパートに関しては、ずっと一緒にいたいと思っている方、みなさんにやっておいてほしいことです。
価値観のズレを減らすために、将来どんな姿でいたいのかをお互いに共有しておきましょう。
同棲を始めてすぐに起こる日常の価値観のズレと2~3年後の将来に対する考え方のズレを同棲前に確認していきます。



私は下記のようなことを確認していました。
- 一人の時間はどのくらい必要?
- 好きなモノや苦手なモノは?
- 家事の頻度はどのくらい?
- 何にお金をかけたい?
- 料理の味は濃いめ?薄め?
- 一緒にしたいこととしたくないことは?
- 何歳で結婚したい?
- 子供は何人ほしい?
- どこに住みたい?
- 家は一軒家?マンション?アパート?
- 仕事はどんな風にやっていきたい?
- なりたい自分はどんな姿?
- 親孝行はどんなことしたい?
- 2人でやってみたいことは?
このように、日常の価値観を共有しておくことで、生活していく中で出てくる小さな不満を打ち明けやすくなります。
コツその③:お金を貯める
将来について話し合いができれば、実際にお金を貯めていきましょう。
ここでは毎月の生活費と初期費用にかかってくる費用を分けて考えていくことが大切です。
- 家賃
- 食費
- 日用品
- 水道
- ガス
- 電気
- スマホ
- Wi-Fi …etc
- 家賃
- 敷金
- 礼金
- 家具
- 家電
- 雑費(食器・ハンガー・物干し竿・電球…etc)
このような内容が必要な項目として挙げられます。
目安にはなりますが…
毎月の【生活費×3ヶ月分】、初期費用は100万円ほど貯めておくことをオススメします。



初期費用100万+生活費×3ヶ月分もあれば安心ですよね。
STEP1で挙げた同棲に必要な費用を貯めていくには、どのくらいの期間が必要か計算していきます。
パートナーと現在の貯金額や今後のボーナスなどを共有し、算出していきます。
2人とも働いているようであれば、毎月お給料が入ってくるので初期費用だけ貯めるのも一つです。
初期費用だけ貯める際は、2人のお給料だけで生活していけるのかを確認してから踏み切ってください。
コツその④:両親に挨拶する



そもそも挨拶ってしないといけないの?
こんな声が聞こえてきそうですが、挨拶はしてください!
なぜなら、これから生活していく中で、お互いの親と関わる機会が増えていくからです。
親は、子供が元気にしているのかいつも気にかけてくれているので、どんな人と生活していくのかをきちんと報告するのが子供の役目です。



挨拶も出来ない奴なんて礼儀がなっていない!!
こんな風に怒られても仕方ありません。
なので、緊張するとは思いますが、お互いの両親に挨拶はしておきましょう。
- 同棲をする理由
- いつから一緒に住むのか
- お金は足りるのか
- 将来を見据えているのか
この辺りは最低限伝えておくことをオススメします。



同棲をするということは、結婚を見据えていることが多いので
このタイミングから良好な関係を築いておこう!
準備編②:両親にお許しをもらってからすること


ご両親に挨拶を済ませ、無事同棲の許可を頂くことができたら、次のステップへ進みましょう。
- 使えるお金がどのくらいあるのか明確化する
- 住む場所を決める
- 必要なものをリストアップする
そろそろ、同棲準備も本格化してくるので、しっかり準備していきます。
コツその⑤:使えるお金がどのくらいあるのか明確化する
コツその③で挙げた金額が、貯金できているかどうかを確認します。
貯金が計画通りに進まず、目標額まで貯められていないことも多いです。
- 目標額まで、あとどのくらい貯めないといけないのか確認する
- 足りない金額はいつまでに貯めれそうか考える
この2点を踏まえて、確実に目標額が貯めれる場合のみ次に進んでください。
コツその⑥:住む場所を決める
ある程度お金を確保出来たら、いよいよ住む場所を探していきます。
2人の生活リズムを考えて選んでいくことをオススメします。
- 職場から通える距離
- スーパー・コンビニ・ドラックストアが徒歩15分以内にある
- 駅まで歩いて20分以内
- オートロックのセキュリティがついている
- 広さは1LDK以上あると住みやすい
- 宅配ボックスがあれば外出時も安心
- 収納は多ければ多いほどいい
家探しは時間も体力も必要になってくるので、ここだけは譲れない!という条件ををピックアップしておくと効率よく進めることが出来ます。
また、内見に行く前に知りたかったこともいくつかあるので、詳細を知りたい方は別記事をご覧ください。
コツその⑦:必要なものをリストアップしていく
それでは、生活していく中で必要になってくる家具家電を揃えていきましょう。
実家や一人暮らしの家から持って行けるものがあるなら、とりあえず持って行くのがオススメです。
なぜなら、同棲する前はワクワクしているので、あれこれ買ってしまいそうになります。
実際に住んでみると、



もう少し考えて買えばよかった…。
となることがよくあるので、必要最低限のものだけ買いそろえ、その他のものは生活を始めてから買い足していきましょう。
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ(オーブンレンジ推奨)
- 炊飯器
- 電気ケトル
- ベッド・布団
- テレビ
- 扇風機・ヒーター
- (部屋に設備されていない場合)エアコン
- ダイニングテーブル
- サーキュレーター
- ソファ
この他にも環境によって必要なものがあると思うので、書き足してください。
実践編:実際に一緒に住んでみよう


多くの時間をかけて準備してきたので、やっとここまできたという感じですよね。
大変だったと思いますが、ここからは楽しさが勝つので、引き続き進めていきましょう。
- 新居に荷物を運ぼう
- 生活全てが楽しい(入居~2ヶ月半)
- 細かい不満が出てきて話し合いが増える(3ヶ月~)
- 生活が落ち着きはじめる(6ヶ月~)
それでは、細かく見ていきます。
コツその⑧:新居に荷物を運ぼう
まずは、入居するにあたって、必要な荷物を新居へ運ばないといけません。
荷物の量によっては、引っ越し業者に依頼することもひとつです。



私たちは引っ越し業者に頼むほどの荷物ではなかったので
何でも屋に運搬のお手伝いをしてもらいました!
引っ越し業者を選ぶ際は、引っ越し一括見積りサービスを利用することでどのくらいかかるのかが把握できます。
このサービスを利用すると、簡単に費用が安いところを見つけられます。
複数の引っ越し業者に一括で見積もりを依頼することができるサービスです。各業者に依頼することも可能ですが、一括で行うことで相見積もりすることができます。
引っ越し業者によって値段の変動があるので、早めに決めておくと円滑に進みます。
コツその⑨:生活全てが楽しい(入居~2ヶ月半)
ここまで準備お疲れ様でした。ようやく同棲生活のスタートです!
- 「おはよう」「おやすみ」を直接伝えられる
- 家で一緒にご飯を食べられる
- スーパーへ買い出しに行く
- 夜更かししながら映画も見られる
- デートの後も、同じ家に帰ってこられる
挙げだしたらキリがないですが、ご飯を食べる・歯磨きをするなどただの日常生活が全部楽しくなります。
この初々しさは今しか感じられないものなので、精一杯楽しみましょう!
コツその⑩:細かい不満が出てきて話し合いが増える(3ヶ月~)
2人での生活にも慣れてくると、家事の分担がある程度、明確になってきます。
そうすると、生活の中で生まれる小さい不満がポツポツ出てくるようになることも…。
- 家事は言われたことしかしない
- ゲームやスマホばっかりしている
- ドアを最後まで閉めない
- 電気つけっぱなし
- 頼み事をしてから行動するまでが遅い
この小さな不満が蓄積すると大きな不満になるので、早めに芽を摘んでおきましょう。
解決策としては、直接相手に不満を伝えることです。
相手に察してほしいところですが、相手にとってはそれが”普通”なので、言葉で伝えておくのが賢明です。
コツその⑪:落ち着き始める(6ヶ月目~)
早い方であれば、4ヶ月目くらいからお互いのペースを保ち始めます。



私は4ヶ月目から自分の時間と2人の時間を区別することが出来ました。
落ち着いてくると相手に思いやりを持って接することが出来るので、良好な関係を築きやすいです。
なかには、マンネリになった?と感じてしまう場合もあるので、定期的に2人で出かける機会をもってみましょう。
経験談:同棲をしてみて感じたメリット・デメリット





同棲歴2年の私が、実際に同棲をして感じたリアルな声をお届けします。
- 自己肯定感があがる
- お互いが良い刺激になる
- 一緒にいる時間が増える=思い出も増える
- 一人の時間が減る
- ちょっと友達と疎遠になる
- 太る
早速、メリットから見ていきましょう。
メリット①:自己肯定感があがる
日々、生きていると嫌なことや落ち込むことってありますよね。
そんな時でも、家に帰ると一番の味方でいてくれるパートナーがいます。
時には励まし、褒めて、応援してくれるからこそ、前向きな気持ちを持続することができます。
結果として、一人でくよくよ悩む時間が減り、ポジティブ思考になるので、自己肯定感が上がります!



自己肯定感が上がる→笑顔が増える→パートナーがいると頑張れる!
メリット②:お互いが良い刺激になる
同棲することで、今まで一人では触れてこなかった部分を、パートナーの影響によって取り入れるようになります。
- スキンケアを念入りにするようになった
- お金を貯めるために慎重に買い物をするようになった
- 早寝早起きになった
- 読書をするようになった
- 見たことないジャンルの映画を見るようになった
このように、パートナーとお互いに影響を与えあうことで、相乗効果をもたらします。
生活を共にすると、視野が広がるので、新しい自分に出会えるきっかけにも…!
メリット③:一緒にいる時間が増える=思い出も増える
同棲前であれば、デートの後はそれぞれに帰る場所がありましたよね。
一緒にいられる時間に限りがあったので、寂しさを感じることもあったはず…。
しかし、同棲を始めることで、デート前~自宅までずっと一緒にいられるので、寂しさは減ります。
また、共有する時間に比例して、思い出も増えるので、より一層愛情も深まりやすいです!
一緒にテレビを見たり、一緒に作ったご飯を食べることなど、何気ない日常も思い出になります。



私は、今日の晩御飯何にする?と相談しながら
スーパーに行く時間が好きです…!
デメリット①:一人の時間が減る
同棲をすると、一緒にいる時間が増える代わりに、一人の時間は減ります。
好きな人との時間も大切ですが、自分の時間も同じくらい大切です。
一人の時間を満喫するために、二人の時間を確保しておくことが良好な関係を築くコツです。
- 家でしたい息抜きはある?(ゲーム・読書・瞑想…etc)
- それは1日どのくらいしたい?
- 1人の時間はお互いの姿が見えない方がいい?
- 2人の時間を確保する項目を決める(ご飯は一緒に食べる・同じ時間に寝る…etc)
デメリット②:ちょっと友人と疎遠になる
同棲を始めると、住む場所や生活スタイルが変わるので、友人と会う機会が減ります。
特に、実家から同棲を始める人は、地元から離れるパターンが多いため、疎遠になりがちです。



同棲始めたから、遊びに誘いづらくなって…。
なんていわれてしまうことも。
貴方を大事に思うからこそ、友人も配慮や気遣いをしてくれます。
友人との時間を楽しむためにも、パートナーとお互いに協力していきましょう。
デメリット③:太る
これは幸せ太りと呼ぶものかもしれませんが、体重は増えやすいです。
- パートナーが作るご飯が美味しい
- 食べ物を共有しがち
- 相手が食べているものを分けてもらう
- 美味しいものを食べに行く機会が増える
人が食べているのも見ていると自分も食べたくなったりしませんか?
その罠に引っ掛かってしまい、小さな一口がいつの間にか大きな脂肪に変わってしまいます…。
太ることで、体に支障をきたしたり、今まで着てた服が入らなくなることもあるので、気を付けましょう。



私も彼が食べていると「一口ちょうだい!」をしてしまうので、気を付けます。
まとめ:同棲前の準備を念入りに行うことがうまくいくコツ


同棲は、パートナーと協力して生活していくことが大前提です。
当たり前ですが、これが出来ないと生活はできません。
そこで、同棲前に下記は確認しておきましょう。
- なぜ同棲を始めたいのか
- いつまで同棲をするのか
- 将来については考えているのか
- 2人で暮らせるだけの経済力はあるのか
この辺りをしっかり考え共有した上で、同棲を始めるかどうか決めてください。
最後に、初期費用や生活費は人間が生きていく上で絶対必要なものなので、しっかりお金を用意しておこう。
そして、お金にも心にも、ゆとりを持たせて、楽しい同棲ライフをスタートさせましょう!



最後まで読んでくださり、ありがとうございました!